
気学の奥義が、ごくあっさりと書かれている。
本著は、自分にとって良い方位に涌いている水をもらってきて開運の「気」を貰うための気学の手法「お水取り」をメインに解説された本。
「お水取り」とはいっても、気学の専門家によってまったく言うことが違うので(そもそも方位を見る九星からして、解釈が異なる)あれこれと専門家の意見を聞きつつ研究していたが、本著の特徴としては、開運に使う手法として「お水取り」以外の手法も解説されているところだろう。
例えば、五行は木火土金水だが、このうちの水の要素を用いた開運法が「お水取り」だ。
他には、この本に書かれてあるのは、吉方位の砂をもらってくる「お砂取り」、あるいは吉方位に木を埋める手法、水晶などを埋めてくる手法などが紹介されている。
水や砂をとってくるというのは、アマチュア占い師でも知っているし簡単に教えてくれる手法なのだが、木や水晶を用いる手法は、実は気学の専門家が一子相伝するくらいの極秘レベルの手法である。
これを紹介されていると知って、私は本著を即買いした。
内容的には、さらっとカンタンに読め、体験談も多く、本の三分の一は開運できる神社や場所の紹介・・・といった構成なのでさほど重要なことが書いてあるように思えない人もいるかもしれないが、本著の価値は上記で書いたような、「お水取り以外の開運手法」の情報にある。
この情報は、本著のような価格では通常、一般人は決して窺い知ることのできない、気学の極意の部分だ。ここから更に研究を広げ...
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